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闕所
ふりがな文庫
“闕所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けっしょ
87.5%
けつしよ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けっしょ
(逆引き)
「
浪速
(
なにわ
)
の豪商淀屋辰五郎が、
闕所
(
けっしょ
)
になる前に家財の大半を、こっそり隠したということですが、その財産だということですの」
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
切支丹ならば
御法度
(
ごはっと
)
も御法度の上に、その身は
礫
(
はりつけ
)
、
家蔵身代
(
いえくらしんだい
)
は
闕所
(
けっしょ
)
丸取られと相場が決まっているんだから、——おお、苦しい! 太夫水を
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
闕所(けっしょ)の例文をもっと
(14作品)
見る
けつしよ
(逆引き)
間もなくお安は處刑され、寶屋は
闕所
(
けつしよ
)
になりましたが、勘次郎とお清は小さい店を開いて、幸福な日を送つたといふことです。そしてあの小僧の今吉も——。
銭形平次捕物控:165 桐の極印
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「釜屋は
闕所
(
けつしよ
)
になる筈ぢやなかつたのか」
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
闕所(けつしよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“闕所”の解説
闕所(けっしょ、または「欠所」と書く)とは、前近代において財産没収刑(所領を没収すること)又はその刑罰により所有者がいなくなった所領のことをいう。
(出典:Wikipedia)
闕
漢検1級
部首:⾨
18画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“闕所”で始まる語句
闕所取払
闕所屋敷
検索の候補
闕所取払
闕所屋敷
“闕所”のふりがなが多い著者
原勝郎
三上於菟吉
江見水蔭
佐々木味津三
吉川英治
柳田国男
久生十蘭
国枝史郎
野村胡堂
山本周五郎