“けつしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
缺所40.0%
闕所40.0%
欠所20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お白洲は思ひの外寛大で、松太郎は、三宅島に流され、目白長者の寅五郎の屋敷は缺所けつしよになりました。
「釜屋は闕所けつしよになる筈ぢやなかつたのか」
寒国かんごくでは、うしてつたところがある。これはなつ待遇もてなしちがひない。贅沢ぜいたくなものだ。むかし僭上せんじやう役者やくしや硝子張がらすばり天井てんじやうおよがせて、仰向あふむいてたのでさへ、欠所けつしよ所払ところばらひをまをしつかつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)