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泳
ふりがな文庫
“泳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
およ
89.3%
およぎ
7.1%
クヽリ
1.8%
くくり
0.9%
クヾリ
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およ
(逆引き)
その
金魚
(
きんぎょ
)
は
友
(
とも
)
だちもなく、
親
(
おや
)
や、
兄弟
(
きょうだい
)
というものもなく、まったくの
独
(
ひと
)
りぼっちで、さびしそうに
水盤
(
すいばん
)
の
中
(
なか
)
を
泳
(
およ
)
ぎまわっていました。
水盤の王さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
泳(およ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
およぎ
(逆引き)
泳
(
およぎ
)
は出来たが、川水の落口で、激浪に
揉
(
も
)
まれて、まさに
溺
(
おぼ
)
れようとした時、
大
(
おおき
)
な魚に抱かれたと思って、浅瀬へ
刎出
(
はねだ
)
されて助かった。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
泳(およぎ)の例文をもっと
(8作品)
見る
クヽリ
(逆引き)
景行天皇に隙見せられた美濃ノ国
泳
(
クヽリ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
ノ
弟媛
(
おとひめ
)
(景行紀)は、天子に迎えられたけれども、隠れてしもうて出て来ない。
最古日本の女性生活の根柢
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
泳(クヽリ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
くくり
(逆引き)
八坂入彦皇子
(
やさかのいりびこのみこ
)
の
女
(
むすめ
)
弟媛
(
おとひめ
)
は無類飛び切りの佳人なり、その再従兄に当らせたもう景行帝その由
聞
(
きこ
)
し召して、遠くその家に
幸
(
みゆき
)
せしに、恥じて
竹林
(
やぶ
)
に隠れたので、帝
泳
(
くくり
)
の宮に
居
(
いま
)
し鯉多く放ち遊びたもう。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
泳(くくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
クヾリ
(逆引き)
此神は、
黄泉比良坂
(
ヨモツヒラサカ
)
に顕れた神で、伊弉諾神が禊ぎをする前に現れてゐます。其から考へて行くと、
菊理
(
キクリ
)
は
泳
(
クヾリ
)
で、禊ぎをすゝめた神らしく思はれるのです。
山の霜月舞:――花祭り解説――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
泳(クヾリ)の例文をもっと
(1作品)
見る
泳
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“泳”を含む語句
游泳
水泳
立泳
蛙泳
朴泳孝
浮泳
電気泳動
亀泳
遊泳靴
遊泳
片泳
游泳者
游泳祝祭
泳手
泳出
水泳衣
水泳場
曲泳
平泳
“泳”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
壺井栄
徳冨蘆花
アントン・チェーホフ
小川未明
ロマン・ロラン
南方熊楠
林不忘
楠山正雄