“游泳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうえい46.2%
およぎ30.8%
いうえい7.7%
たな7.7%
オヨギ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春のうららかな日のもとで池の水鳥が羽を並べて游泳ゆうえいをしながらそれぞれにさえずる声なども、常は無関心に見もし、聞きもしておいでになる心に
源氏物語:47 橋姫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
汽車を待つ間、新太郎君は父親の側を離れずに何彼なにかとお相手を勤めた。游泳およぎの伝授中をお目に留まったのが気になって仕方がない。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
その畸形きけいなる尻尾を振つて游泳いうえいする
象徴の烏賊 (新字旧仮名) / 生田春月(著)
この鰺は船頭が、魚の游泳たな層を見てくれるから、コマセを撒いて、脈をとつてゐればよいのであるから、ゐれば誰れにでも釣れる。
夏と魚 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
とも綱に蜑の子ならぶ游泳オヨギ
寒山落木 巻一 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)