象徴の烏賊しょうちょうのいか
或る肉体は、インキによつて充たされてゐる。 傷つけても、傷つけても、常にインキを流す。 二十年、インキに浸つた魂の貧困! 或る魂は、自らインキにすぎぬことを誇る。 自分の存在を隠蔽せんがために 象徴の烏賊は、好んでインキを射出する。 或る蛇 …