“隠蔽”のいろいろな読み方と例文
旧字:隱蔽
読み方割合
いんぺい89.4%
かく8.5%
いんべい2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして詩的精神は隠蔽(いんぺい)され、感情は押しつぶされ、詩は全く健全な発育を見ることができなかった。「こうした暗澹(あんたん)たる事態の下に」
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
ところが、瀬川先生や高柳君の細君のやうに、其を隠蔽(かく)さう/\とすると、余計に世間の方では厳(やかま)しく言出して来るんです。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
兎に角、ある兇漢が男の方と格闘の上、枕許にあった皮むき庖丁で刺殺し、子供を連れて逃げ様とする女を後(うしろ)から殺した。それから死体を隠蔽(いんべい)しようと思って床板を上げたが果さなかった。
琥珀のパイプ (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)