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隠栖
ふりがな文庫
“隠栖”のいろいろな読み方と例文
旧字:
隱栖
読み方
割合
いんせい
94.4%
かくれが
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんせい
(逆引き)
然り、義経及びその一党はピレネエ山中最も気候の温順なる所に老後の
隠栖
(
いんせい
)
を
卜
(
ぼく
)
したのである。之即ちバスク
開闢
(
かいびゃく
)
の歴史である。
風博士
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
羅摩これを見て大いに悔い、二子にその国を
頒
(
わか
)
ち、恒河の
辺
(
あたり
)
に
隠栖
(
いんせい
)
修道して死んだというのが一伝で、他に色々と異伝がある。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
隠栖(いんせい)の例文をもっと
(17作品)
見る
かくれが
(逆引き)
その一夏の間、僅かに彼の心を慰めたものは、鎌倉でしばしば岡見を見たことだ。鎌倉にある岡見の
隠栖
(
かくれが
)
は小さな別荘というよりも
寧
(
むし
)
ろ
瀟洒
(
しょうしゃ
)
な草庵の感じに近かった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
隠栖(かくれが)の例文をもっと
(1作品)
見る
“隠栖”の意味
《名詞》
隠栖(いんせい)
世間を離れて閑居すること。
(出典:Wiktionary)
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
栖
漢検準1級
部首:⽊
10画
“隠”で始まる語句
隠
隠匿
隠岐
隠蔽
隠密
隠袋
隠家
隠居
隠遁
隠棲
“隠栖”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
平出修
下村湖人
梅崎春生
ロマン・ロラン
南方熊楠
谷崎潤一郎
島崎藤村
紫式部
中里介山