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頒
ふりがな文庫
“頒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わ
52.5%
わか
45.0%
しょう
0.6%
わけ
0.6%
フ
0.6%
ワ
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わ
(逆引き)
彼らはもう売る物も、人に
頒
(
わ
)
けるものもないほど、すべてが衣食についやされたあとだったので、家を立ち退くには
雑作
(
ぞうさ
)
はなかった。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
頒(わ)の例文をもっと
(50作品+)
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わか
(逆引き)
秀吉は、この栄を、さらに、家臣にも
頒
(
わか
)
つべく、七本槍の若者以下、有功の将三十六人、その他へも、
広汎
(
こうはん
)
な論功行賞を同時にした。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頒(わか)の例文をもっと
(50作品+)
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しょう
(逆引き)
詔書の文は魏王曹操の大功を
頒
(
しょう
)
し、
嗣子
(
しし
)
曹丕
(
そうひ
)
に対して、父の王位を
即
(
つ
)
ぐことを命ぜられたもので——建安二十五年春二月
詔
(
みことのり
)
すと明らかにむすんである。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頒(しょう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
わけ
(逆引き)
「とんでもない。こっちでいうことばだよ。
儲
(
もう
)
けは仲よく
歩合
(
ぶあい
)
で
頒
(
わけ
)
るさ。じゃあ聟どのが役署から帰ったら、さっそく相談するとして」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頒(わけ)の例文をもっと
(1作品)
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フ
(逆引き)
此人などは、ずぬけた門地の育ちとも言はれませんが、腕次第で、いくらでも思ふ役を
頒
(
フ
)
つて貰ふことの出来るだけの家柄ではある、と申します。
芝居に出た名残星月夜
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
頒(フ)の例文をもっと
(1作品)
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ワ
(逆引き)
而シテ、各〻ニ美酒一杯ヲ飲マセ、マタ玉帯数条ヲ出シテ
頒
(
ワ
)
ケ
与
(
アト
)
ウ。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頒(ワ)の例文をもっと
(1作品)
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頒
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
“頒”を含む語句
頒布
上木頒布
頒与
頒賜
御頒
頒布会
頒歌
頒白
頒白翁
頒示
“頒”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
中島敦
モーリス・ルヴェル
徳田秋声
柳宗悦
南方熊楠
内田魯庵
柳田国男
室生犀星