“ワ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
23.1%
15.4%
15.4%
7.7%
7.7%
7.7%
7.7%
7.7%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高天タカマ大御祖オホミオヤのお示しで、中臣のオヤ押雲根命オシクモネ、天の水のグチを、此二上山にところまで見とゞけて、其後久しく、日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに參ります。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「すめらがうづのみ手もちかき撫でぞねぎ給ふ。とり撫でぞほめ給ふ」など言ふのは、唯の犒ひではない。
を待つと 君が濡れけむ あしびきの山の雫にならましものを(石川郎女——万葉巻二)
都から来た人たちの中、何時イツまでこの山陰に、春を起きすことか、とびる者が殖えて行つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
太古日本原住民族の一に自らと称した部族があって、西は九州から東は関東地方にまで居住していたらしい。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
が臣としてつかへ奉る人等も、一つ二つを漏し落す事もあらむか、と辱なみ、愧しみおもほしまして、我皇太上天皇の大前に「恐古之物カシコシモノ進退匍匐廻シヾマヒ?ハラバヒモト保利ホリ……
いて小鳥焼けたり山は晴
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)
これを「いつか当に共に西牕の燭を剪りて、却つて巴山夜雨をする時なるべき」と読ませ
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
而シテ、各〻ニ美酒一杯ヲ飲マセ、マタ玉帯数条ヲ出シテアトウ。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)