“高天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかま33.3%
タカマ26.7%
たかあめ26.7%
こうてん6.7%
たかあま6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さもなければ尊は高天たかまはらの外に刑余の姿を現はすが早いか、あのやうに恬然てんぜん保食うけもちの神を斬り殺す勇気はなかつたであらう。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
其神の常在る国を、大空に観じては高天タカマハラと言ひ、海のあなたと考へる村人は、常世トコヨの国と名づけて居た。
いさゝ波れも出でねと高天たかあめゆ光はちゞにふれり光は
芥川竜之介歌集 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
明らかに狐を使った者は、応永二十七年九月足利将軍義持よしもちの医師の高天こうてんという者父子三人、将軍に狐を付けたこと露顕して、同十月讃岐国さぬきのくにに流されたのが、年代記にまで出ている。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
高天たかあまがける青竜や
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)