“義持”の読み方と例文
読み方割合
よしもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一休いっきゅうさんは、応永元年おうえいがんねんがつ一日ついたち将軍義満しょうぐんよしみつが、その義持よしもちしょくをゆずったとし南朝なんちょう後小松天皇ごこまつてんのうちちとし、伊予局いよのつぼねははとしてうまれました。
先生と父兄の皆さまへ (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
明らかに狐を使った者は、応永二十七年九月足利将軍義持よしもちの医師の高天こうてんという者父子三人、将軍に狐を付けたこと露顕して、同十月讃岐国さぬきのくにに流されたのが、年代記にまで出ている。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
昔から人跡じんせきの到らない処であるから、仙道修行にはまたと無い処じゃ、わしはもと大和の国の神官で、山中やまなかと云う者であったが、わしが人間界におった時は、足利義満あしかがよしみつ義持よしもちが将軍になって
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)