“よしもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義持50.0%
良望33.3%
良持16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明らかに狐を使った者は、応永二十七年九月足利将軍義持よしもちの医師の高天こうてんという者父子三人、将軍に狐を付けたこと露顕して、同十月讃岐国さぬきのくにに流されたのが、年代記にまで出ている。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
高望王の御子が、国香、良兼、良将、良繇よしより、良広、良文、良持、良茂と数多くあつた。其中で国香は従五位上、常陸大掾、鎮守府将軍とある。此の国香本名良望よしもちけだし長子であつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
と、死んだ父の良持よしもちが、生前、よくいっていたことばを、相馬の小次郎は、ここへ来ると思い出した。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桓武かんむ天皇——葛原親王かつらはらしんのう——高見王たかみのおう——平高望たいらのたかもち——平良持よしもち——そして今の相馬の小次郎。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)