“頒布”の読み方と例文
読み方割合
はんぷ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃紙みのがみ八枚どり大に刷った大黒天像を二枚ひとつつみにし、しかるべき有縁無縁うえんむえん善男善女ぜんなんぜんにょの家にひそかに頒布はんぷするもので、添書そえがき
暦本れきほん頒布はんぷもまだ十分でなかった時代から、掛軸や壁にるような絵像えぞうだけは、需要があったと見えて遠い田舎までも配られていた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
昨年三月神祇院じんぎいんで印刷に附して関係者に頒布はんぷせられたが、今回書肆しょしの請により同院の許しを得て新たに刊行したものである。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)