“美濃紙”の読み方と例文
読み方割合
みのがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃紙みのがみ八枚どり大に刷った大黒天像を二枚ひとつつみにし、しかるべき有縁無縁うえんむえん善男善女ぜんなんぜんにょの家にひそかに頒布はんぷするもので、添書そえがき
上から美濃紙みのがみを細く切つて卷いた上、立會つた人數だけで封印をし、其儘外の泥を拭いて佛壇の中に納め、ピタリと扉を閉めました。
整理がすんでから、私はお母さまからお金をいただき、百円紙幣を一枚ずつ美濃紙みのがみに包んで、それぞれの包みに、おわび、と書いた。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)