“美濃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みの97.7%
みのの1.1%
みのゝ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時平田派の熱心な門人は全国を通じて数百人に上ると言われ、南信から東美濃みのの地方へかけてもその流れをくむものは少なくない。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
当時美濃みのの国に、刀鍛冶の名家として並ぶ者なき上手じょうずとうたわれたのが、和泉守兼定いずみのかみかねさだであった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
是なる天忠淨覺院住職ぢうしよくみぎひろひ上て御養育申あげし處間もなく天忠には美濃みのゝ各務郡かゞみごほり谷汲郷たにぐみがう長洞村常樂院へ轉住てんぢう致し候に付若君を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)