“美濃屋”の読み方と例文
読み方割合
みのや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重太郎の飛び降りたのは、美濃屋(みのや)という雑穀屋(ざっこくや)の裏口であった。追手(おって)の一組(ひとくみ)は早くも駅尽頭(しゅくはずれ)の出口を扼(やく)して、他(た)の一組は直(ただ)ちに美濃屋に向った。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「おお、寒い寒い」と、声も戦(ふる)いながら入ッて来て、夜具の中へ潜(もぐ)り込み、抱巻(かいまき)の袖に手を通し火鉢を引き寄せて両手を翳(かざ)したのは、富沢町の古着屋美濃屋(みのや)善吉と呼ぶ吉里の客である。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)