“一組”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとくみ80.0%
ひとく6.7%
イザイー6.7%
クラス6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞろ/\と十四五にん、いろのはかまと、リボンで、一組ひとくみ總出そうでつたらしい女學生ぢよがくせい、十五六から二十はたちぐらゐなのがそろつてました。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それでは、これが短歌たんかかといふと、第一だいゝち片歌かたうた約束やくそくそむきます。片歌かたうたは、片歌かたうたどうしあはせるもので、けっして、短歌たんか一組ひとくみにはなりません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ふと見ると、可愛いらしく着飾った十三くらいの女の子が、斯道しどうの名手と一緒に踊っている。別に二人の一組イザイーが、娘の前で踊っている。そして、壁ぎわの椅子には、娘の母親がかけているんです。
先生せんせいおなじ一組クラス小児達こどもたちを三十人も四十人も一人ひとり可愛かあいがらうとするんだし、母様おつかさんわたし一人可愛かあいんだから、うして、先生せんせいのいふことはわたしだますんでも、母様おつかさんがいつておかせのは
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)