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砌
ふりがな文庫
“砌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みぎり
71.9%
みぎ
19.1%
ミギリ
3.4%
きざはし
2.2%
いしだゝみ
1.1%
しきいし
1.1%
には
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みぎり
(逆引き)
あの夜逃がしてつかわす
砌
(
みぎり
)
、もしや重罪人であってはならぬと、のちのち迄の見覚えに、奴めの
頤
(
あご
)
に目印の疵をつけておいたのじゃ。
旗本退屈男:02 第二話 続旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
砌(みぎり)の例文をもっと
(50作品+)
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みぎ
(逆引き)
鬼六は連れられて、大書院の
廂
(
ひさし
)
の
砌
(
みぎ
)
りに、ひざまずいた。はや同席の人々は見えず、左将監と越後守との、両探題だけが残っていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
砌(みぎ)の例文をもっと
(17作品)
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ミギリ
(逆引き)
萬法藏院の
婢女
(
メヤツコ
)
が、息をきらして走つて來て、何時もなら、許されて居ぬ無作法で、近々と、廬の
砌
(
ミギリ
)
に立つて叫んだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
砌(ミギリ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
きざはし
(逆引き)
おかみさんは道端に茂つてゐる椿の大木の下に
破
(
こは
)
れた小さな辻堂の立つてゐるのを見て、その
砌
(
きざはし
)
に背中の物をおろした。あちこちで頻に鶏が鳴いてゐる。
買出し
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
砌(きざはし)の例文をもっと
(2作品)
見る
いしだゝみ
(逆引き)
今日
(
けふ
)
を
晴
(
はれ
)
にと
裝飾
(
よそほ
)
ひて
綺羅星
(
きらほし
)
の如く
連
(
つらな
)
りたる有樣、
燦然
(
さんぜん
)
として
眩
(
まばゆ
)
き
許
(
ばか
)
り、さしも善美を盡せる
虹梁鴛瓦
(
こうりやうゑんぐわ
)
の
砌
(
いしだゝみ
)
も
影薄
(
かげうす
)
げにぞ見えし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
砌(いしだゝみ)の例文をもっと
(1作品)
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しきいし
(逆引き)
砌
(
しきいし
)
にひたと頭を附けて、『これは/\』。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
砌(しきいし)の例文をもっと
(1作品)
見る
には
(逆引き)
北國
(
ほつこく
)
、
關東
(
くわんとう
)
の
夷共
(
えびすども
)
の、君が安眠の
砌
(
には
)
を駭かせ參らせん事、思へば心外の限りにこそ候へ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
砌(には)の例文をもっと
(1作品)
見る
砌
漢検1級
部首:⽯
9画
“砌”を含む語句
宗砌
其砌
梵砌
此砌
階砌
“砌”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
徳冨蘆花
佐々木味津三
正岡容
牧野富太郎
吉川英治
作者不詳
直木三十五
谷崎潤一郎
喜田貞吉