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『買出し』
ふりがな文庫
『
買出し
(
かいだし
)
』
船橋と野田との間を往復してゐる総武鉄道の支線電車は、米や薩摩芋の買出しをする人より外にはあまり乗るものがないので、誰言ふとなく買出電車と呼ばれてゐる。車は大抵二三輛つながれてゐるが、窓には一枚の硝子もなく出入口の戸には古板が打付けてあるばか …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
婆
(
ばア
)
破
(
こは
)
間中
(
あひだぢゆう
)
助
(
たすか
)
間
(
あひだ
)
砌
(
きざはし
)
焼
(
やけ
)
此方
(
こつち
)
後
(
うしろ
)
背負
(
しよ
)
蹲踞
(
しやが
)
正午
(
おひる
)
彼処
(
あすこ
)
一寸
(
ちよつと
)
向
(
むか
)
遥
(
はるか
)
畦道
(
あぜみち
)
轍
(
わだち
)
逸早
(
いちはや
)
賄
(
まかな
)
襤褸
(
ぼろ
)
萌葱
(
もえぎ
)
馬力
(
ばりき
)
能
(
よ
)
秤
(
はかり
)
百舌
(
もず
)
生命
(
いのち
)
日向
(
ひなた
)
彼方
(
かなた
)
呑気
(
のんき
)
午
(
ひる
)
側目
(
わきめ
)
二歩
(
ふたあし
)
一歩
(
ひとあし
)
題名が同じ作品
買出し
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)