“焼”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
55.2%
16.3%
やき8.1%
やけ7.0%
やい2.9%
2.3%
やか2.3%
たき1.2%
やく1.2%
1.2%
(他:4)2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“焼”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]27.6%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おもしろきをばなきそ古草ふるくさ新草にひくさまじりひはふるがに 〔巻十四・三四五二〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
そして、とうとう、大きなてっぺんのけたくりの木の前まで来た時、ぼんやりいくつにもわかれてしまいました。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
木屑きくずなどをいた位で追着おッつかぬと、売物の蚊遣香は買わさないで、杉葉すぎッぱいてくれる深切さ。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ふびんや少女おとめの、あばら屋といえば天井もかるべく、屋根裏はしばく煙りに塗られてあやしげに黒く光り
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
——その藪の前の日向ひなたに、ぼったらやきの荷にひさしを掛けたほどな屋台を置いて、おお! ここに居る。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汁粉屋の茶碗というけれども、さすがに維新前に出来たものだけに、やきくすりも悪くない。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やけを起してあくる朝、おまんまを抜きにしてすぐに昼寝で、日が暮れると向うの飯屋へ食いに行って、またあおりつけた。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
加之しかも駐在所が一軒やけで、近所には何の事も無かった。の巡査も後に病気になったそうだよ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
三十計りの男と十五位な娘とが頻にやいていたが、おどろい戸外そとの方を向いた。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
早々そうそうその書付かきつけやい仕舞しまったけれども、何分気になってたまらぬとうのは、私がその書付の写しか何かを親類の者にやったことがある
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しかし明日ストーヴにべられる一本の草にも、それ相応の来歴があり、思出がなければならない。
或教授の退職の辞 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
「火を消してはいけない。その柴がなくなるまでだん/\べたすのだ。」
雪に埋れた話 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
やかぬ昔の雪の枝炭屋の妻程黒からで鈍き作意の炭手前すみでまえ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
惣吉さん今迄とア違うから、母様かゝさまに世話アやかせねえ様に、母様ア大事でえじにしなえばなんねえよ、惣吉さん、いかえ、今迄の様なだだいっちゃアなりませんよ、いゝかえ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何のたきかけの霊香れいきょう薫ずべきか、泣き寄りの親身しんみに一人のおととは、有っても無きにおと賭博ばくち好き酒好き
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
翁のゆきし後、火はくれないの光を放ちて、寂寞じゃくばくたる夜の闇のうちにおぼつかなく燃えたり。夜更け、潮みち、童らがたきし火も旅の翁が足跡も永久とこしえの波に消されぬ。
たき火 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
炭もやくべき大竈おおかまどと成りし始末の満尾まんび迄。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それを冷しておいて薄く二十人前にればコールポークが出来ます」小山「なるほどね。豚のロースが一斤二十二銭と見て三斤で六十六銭、それに塩と胡椒とバターが五銭と積もれば沢山たくさんですね。合せて七十一銭ですが、時にお登和さんロースをやくには火は強い方がいいのでしょうね」お登和嬢「ハイ強い方です。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
おもしろき野をば きそ。旧草フルクサに 新草ニヒクサまじり ひば生ふるかに(万葉集巻十四)
君が行く道の長道ナガテを 繰りタヽね、き亡ぼさむ アメの火もがも(宅守相聞——万葉集巻十五)
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おもむろに津軽なまり発したいところさ、など無礼の雑言、かの虚栄のちまたの数百の喫茶店、酒の店、おでん支那そば、下っては、やきとり、うなぎの頭、しょうちゅう、泡盛あわもり
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その木像まで刻むというは恋に親切で世間にうと唐土もろこしの天子様が反魂香はんごんこうたかれたよう白痴たわけと悪口をたたくはおまえの為を思うから
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「やい、六平、かさねえと、この屋台へ火をつけてやしてしまうからそう思え」
向河原ムカヒカハラで、土器カハラケヤケば(ヤキハ?)
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)