“ヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
13.6%
10.2%
6.8%
6.8%
6.8%
5.1%
5.1%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
3.4%
Я1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天龍を渡りて、たちまち家一つ 二つと、むら道の上に出づ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
神女の人数を、ナヽ処女・処女・コヽノの処女などと勘定している。これは、多数をおおよそ示す数詞が変化していったためである。それとともに実数の上に固定をきたした場合もあった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
又、ひたとむ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
貴族趣味をるに適切な、外的要素を身について持つて居たことは、時勢であつた。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
乃ち木国の大屋毘古オオヤヒコ神の御所ミモトに急かしり給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
近年随シテ乎稗史院本之泥中シテ姓名能脱スルコト窠窟、雖然彼李漁金人瑞之流亜文客イカデカ、僧咍然トシテ笑而不
玉鼠ギョクソ金虎キンコシタガッテ、奸雄一タンマン。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
而生業亦因豊饒矣、嗚呼若翁者不シテカハ文雅之名而能務ムル其実者、非ラズ、余於タリ一面識於江戸
るぞ!」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
詳細報ジタキモムヲ得ズ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
武蔵野にウラへ、カタき、まさでにも告らぬ君が名、ウラに出にけり(万葉巻十四)
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おもしろき野をば きそ。旧草フルクサに 新草ニヒクサまじり ひば生ふるかに(万葉集巻十四)
ワヅカ Cobalt ヲ採ル者ラガンデ 去ルト
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
朴の木、橿カシの木の一種にもおなじ名がある。此は「」と関係があるらしい。ヤナギである。の木ではなくて、の木、即、物忌みの木である。ゆのぎがやなぎになつて来たのである。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
マイレンヲ隔テテ目送スレバ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
サシワタシ一丈あまりの車の輪の様なオホワに、数多の竹のの放射したものに、天幕を一重或は二重にとりつけ、其陰に祇園巴ギヲントモヱの紋のついた守り袋をげ、更に其下に三尺ほどづゝ間を隔てゝ
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
計画プランЯ」は、全同盟科学研究計画会の秘密会で討議研究された末、一九三七年三月、実行の承認を得、各一名の隊長および分隊長、八名の学術部員
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
さて、最後の「計画プランЯ」のほうは、Яの頭文字によって、その提出者が、有名なヤロスラフスキー博士だということが推察されるだけで、内容は、全然不明であった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
! 吃晩飯了嗎チワンファンラマ! (いよう、今晩は。)」
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
南波屋ナンバヤが南波、木津木津谷キヅタニになつたのは普通だが、摂津・丹波の山間十石から出て来て、屋号としたじゅっこくを名字にしてから、俄かに幾代か前に
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
めば、天神地祇共にツミし給へ
 らされるのね
中村仲蔵 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)
天皇は吉野を出て宇治の奥、田原里で、里人の情のき栗・ゆで栗をカタ山のそへに埋めて、わが身栄ゆるものならば、此栗生え出る様に、とうけひ給うたら、栗が生え出した。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
今、民窮シ、兵疲ルルモ、コトムベカラズ、僅カニ一州ノ地ヲ以テ、吾レ二十倍ノ賊ト持久セントス。コレ臣ガマダカザルノ(戦袍センポウノ意)一ナリ。臣、タダ鞠躬尽力キッキュウジンリョク、死シテ後マンノミ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
准南子えなんじニ曰ク「養由基ヨウユウキ楊葉ヨウヨウヲ射ル、百発百中、恭王キョウオウ猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲメグッテヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲム、猿スナワチ樹ヲ抱イテサケブ」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
本郷臺をサスかけて下りける時、丸山新町と云へるを通りたることありしが、一葉女史がかゝる町の中に住まむとは、告ぐる人三たりありて吾等やうや首肯うなづきぬ。