“号”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
さけ24.1%
ごう15.5%
13.8%
がう12.1%
なづ5.2%
わめ5.2%
しるし3.4%
ナヅ3.4%
ナノ3.4%
1.7%
おら1.7%
これ1.7%
1.7%
なず1.7%
なづく1.7%
1.7%
サケ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あちらを向いていなさいと彼方を向かせ、卒然変な音を立て高くび、どこが一番疼いと聞かれたら、歯が最も疼むと答うるに限る。
伊賀上野は旧藤堂侯の領分だが藩政の頃犯状かならず、去迚放還も為し難き、俗に行悩みの咎人ある時は、本城伊勢安濃津差送ると
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
虎の児を善搏とづけ生長する内、母獣ながら病んで臨終に両児を戒め、汝らは同じ乳を吸うて大きくなったから同胞に等し
それから半年ほどたつた、ちの一万二千三百七十五の△△債劵仲買人をて、ある田の大地主つてゐた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
『藤原温泉記行』の著者が「布引山より大烏帽子山へ掛る処に雪の絶ざるところ有と、土人万年雪とく。外にもヶ様の処ありといふ」
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
左様ならと清吉は自己が仕事におもむきける、後はひとりで物思ひ、戸外では無心の児童達が独楽戦の遊びに声〻喧しく、一人殺しぢや二人殺しぢや、醜態を見よをとつたぞときちらす。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
イエスをす者かれらにをなしてひけるは我が接吻する者はなり之をへよ。直にイエスに来りラビ安きかと曰て彼に接吻す。イエス彼に曰けるは、友よ何の為に来るや。
接吻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
自余或ハ小店ト称シ、或ハ五軒トケ、或ハ局ト呼ブ者ノ若キハ曾テ算フルニ遑アラズ。(中略)且又茶屋ハ梅本、家満喜、岩村等ト曰フモノ大ニ優ル。
上野 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其秀起たる浪の穂の上に、八尋殿てゝ、手玉もゆらに少女は、是誰が女子ぞ。」答へて曰はく、「大山祇神の女等、は磐長姫とり、は、木華開耶姫とる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
襟足を見せるところに媚態がある。喜田川守貞の『近世風俗志』に「首筋に白粉ぬること一本足とつて、際立たす」といい、また特に遊女、町芸者の白粉について「て濃粧す」といっている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
はためきび、たちまち悪獣のに跳るがごとく突き寄らんとするや、若僧は怪しく叫びて谷に下れる森林の中に身を退り、妙念これにつづきて二者の姿見えずなる。若僧の悲鳴。
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)
うね/\とえない船脚引残されたやうなのが、くうねり、二つにれて、たとへば()がの()の向合つて、して
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
左に続いて離れ屋と茶室があり、そのうしろに主が『望翠楼』とけている高二階、破風造りの閣が建っていた。
夜明けの辻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
数年の、いずこにも籍を置かぬ一の冒険船が、滝太郎を乗せて、拓お兼が乗組んで、大洋の波にんだ時は、必ずこの黒百合をもって船にけるのであろう。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
広大なる一は不繋の舟の如し、誰れか能く控縛する事を得んや。こゝに至れば詩歌なく、景色なく、、何を彼と見分るなきなり、之を冥交と曰ひ、契合ともるなれ。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
むかしむかし棄老国とばれたる国ありて、其国に住めるものは、自己父母の老い衰へて物の役にも立たずなれば、老人は国の費えなりとて遠き山の奥野の末なんどに駆りつるを恒例とし
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
准南子ニ曰ク「養由基楊葉ヲ射ル、百発百中、恭王猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲッテヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲム、猿チ樹ヲ抱イテブ」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)