“番号”のいろいろな読み方と例文
旧字:番號
読み方割合
ばんごう87.5%
ナンバア12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、ある停車場ていしゃば構内こうないに、ここからは、とおくへだたっている平原へいげんなかのレールからいた番号ばんごう汽罐車きかんしゃがじっとしてやすんでいました。
負傷した線路と月 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして気をつけて見ると、そこらには、ひづめの二つある足跡あしあとのついたいわが、四角しかくに十ばかり、きれいに切り取られて番号ばんごうがつけられてありました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「悪いと思うからこそ下手に出てるんじゃないか。間抜奴まぬけめ」と柄にもなくタンカを切って、去り行く青バスの尻番号ナンバアを忘れないように手帳にけた。
青バスの女 (新字新仮名) / 辰野九紫(著)