“四角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よつかど47.8%
しかく39.1%
よすみ8.7%
よんかく2.2%
キャレ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るな、るな、で、わたしたちは、すぐわき四角よつかどたゝずんで、突通つきとほしにてんひたほのほなみに、人心地ひとごこちもなくつてた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それはまるつかまへほうびて四角しかくになつたかたちで、ちょっとむかしくちひろつぼせて、よこからたようなかたちをしてゐるものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
その広い座敷がただ一枚の絨毯じゅうたんで敷きつめられて、四角よすみだけがわずかばかりはなやかな織物の色とうために、薄暗く光っている。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
世事の慷慨こうがい、他愛もない談笑、三人はすっかりいい機嫌になりいい仲になった。酒も四角よんかく(四合入りの酒瓶しゅへい)を何度卓へ呼んだことやらわからない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四角キャレだの馬乗りア・シュヴァルだの横断線トランスヴァサルだのコラウムだのダズンだのと色んな専門的な細部や
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)