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人心地
ふりがな文庫
“人心地”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとごこち
90.3%
ひとここち
9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとごこち
(逆引き)
火
(
ひ
)
を
見
(
み
)
るな、
火
(
ひ
)
を
見
(
み
)
るな、で、
私
(
わたし
)
たちは、すぐ
其
(
そ
)
の
傍
(
わき
)
の
四角
(
よつかど
)
に
彳
(
たゝず
)
んで、
突通
(
つきとほ
)
しに
天
(
てん
)
を
浸
(
ひた
)
す
炎
(
ほのほ
)
の
波
(
なみ
)
に、
人心地
(
ひとごこち
)
もなく
醉
(
よ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
雨戸を開け、門を開け、掃除を濟まして、やつと
人心地
(
ひとごこち
)
が付いた時、川向うの潮音寺の鐘が、ゴーンと耳を刺すやうに響いた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
人心地(ひとごこち)の例文をもっと
(28作品)
見る
ひとここち
(逆引き)
漸く
人心地
(
ひとここち
)
に立ち
還
(
かえ
)
りぬ、聞けば予が苦しさの余りに、
仙台萩
(
せんだいはぎ
)
の
殿様
(
とのさま
)
が
御膳
(
ごぜん
)
を恋しく思いしよりも、なお待ち
焦
(
こが
)
れし八合目の
石室
(
せきしつ
)
の炉辺に
舁
(
か
)
き
据
(
す
)
えられ、一行は種々の手段を施こし
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
やっとのことで、赤羽橋まで来て、初めて
人心地
(
ひとここち
)
がついた、
清正公
(
せいしょうこう
)
の
此処
(
ここ
)
の角を曲ると、もう三田の夜店の
灯
(
ひ
)
が、きらきら
賑
(
にぎや
)
かに見えたのだ、この時には蝶も、あたりに見えなかった
白い蝶
(新字新仮名)
/
岡田三郎助
(著)
人心地(ひとここち)の例文をもっと
(3作品)
見る
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“人心”で始まる語句
人心
人心収攬
人心持
人心恟々
人心惟危
人心収攬術
検索の候補
心地
夢心地
人心
居心地
酔心地
心地好
地下人
住心地
踏心地
醉心地
“人心地”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
上司小剣
葉山嘉樹
作者不詳
泉鏡太郎
有島武郎
泉鏡花
紫式部
中里介山
佐々木味津三