トップ
>
ひとここち
ふりがな文庫
“ひとここち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
人心地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人心地
(逆引き)
漸く
人心地
(
ひとここち
)
に立ち
還
(
かえ
)
りぬ、聞けば予が苦しさの余りに、
仙台萩
(
せんだいはぎ
)
の
殿様
(
とのさま
)
が
御膳
(
ごぜん
)
を恋しく思いしよりも、なお待ち
焦
(
こが
)
れし八合目の
石室
(
せきしつ
)
の炉辺に
舁
(
か
)
き
据
(
す
)
えられ、一行は種々の手段を施こし
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
やっとのことで、赤羽橋まで来て、初めて
人心地
(
ひとここち
)
がついた、
清正公
(
せいしょうこう
)
の
此処
(
ここ
)
の角を曲ると、もう三田の夜店の
灯
(
ひ
)
が、きらきら
賑
(
にぎや
)
かに見えたのだ、この時には蝶も、あたりに見えなかった
白い蝶
(新字新仮名)
/
岡田三郎助
(著)
宮は
胸潰
(
むねつぶ
)
れて、涙の中に
人心地
(
ひとここち
)
をも失はんとすなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひとここち(人心地)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
ひとごこち