“清正公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいしょうこう84.6%
きよまさこう7.7%
せいしようこう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とするとこの矛盾をどう解決するかと云うと、殺人罪は犯したかも知れんが、清正公せいしょうこう前から電車に乗ったのは嘘ではないかと思える。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
加藤清正公かとうきよまさこう朝鮮征伐ちようせんせいばつにいらしたときわたくし先祖せんぞ道案内みちあんないをしたので、そのおれい清正公きよまさこう紋所もんどころをこうして身体からだへつけてくだすつて代々だい/\まあこうして宝物ほうもつにしてゐるやうなわけですよ
清正公せいしようこう坂で待受けた事はありません。清正公坂より赤坂に電車で行ったと警察で述べたが、其頃同所に電車はない筈です。ない電車には乗れません。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)