“清正”の読み方と例文
読み方割合
きよまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文禄ぶんろく慶長けいちょうえきの時、加藤清正きよまさが朝鮮からこの種子を持って来たというので、このオランダミツバに昔キヨマサニンジンの名があった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
其癖そのくせ學校がくかうで、おの/\をのぞきつくらをするときは「じやもんだい、清正きよまさだ。」とつて、まけをしみに威張ゐばつた、勿論もちろん結構けつこうなものではない。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あるいは清正きよまさを崇拝して武士道を尊重したこの心を利用していわゆる町人百姓の道徳を引上げるの策に出でねばなるまい。
平民道 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)