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清正
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きよまさ
ふりがな文庫
“
清正
(
きよまさ
)” の例文
昔
文禄
(
ぶんろく
)
・
慶長
(
けいちょう
)
の
役
(
えき
)
の時、加藤
清正
(
きよまさ
)
が朝鮮からこの種子を持って来たというので、このオランダミツバに昔キヨマサニンジンの名があった。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
其癖
(
そのくせ
)
、
學校
(
がくかう
)
で、おの/\を
覗
(
のぞ
)
きつくらをする
時
(
とき
)
は「
蛇
(
じや
)
の
目
(
め
)
の
紋
(
もん
)
だい、
清正
(
きよまさ
)
だ。」と
言
(
い
)
つて、
負
(
まけ
)
をしみに
威張
(
ゐば
)
つた、
勿論
(
もちろん
)
、
結構
(
けつこう
)
なものではない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あるいは
清正
(
きよまさ
)
を崇拝して武士道を尊重したこの心を利用していわゆる町人百姓の道徳を引上げるの策に出でねばなるまい。
平民道
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
城中から、
清正
(
きよまさ
)
の使者がとんできたときには、日本軍はまったくうしろを
断
(
た
)
たれ、
君臣
(
くんしん
)
たがいに散り散りになって、生死も知らぬありさまだった。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
ことにことしは
干支
(
えと
)
の
戊寅
(
つちのえとら
)
にちなんで
清正
(
きよまさ
)
の
虎
(
とら
)
退治を出すというので、組屋敷中の者はもちろんのこと、うわさを耳に入れた市中の者までがたいへんな評判でした。
右門捕物帖:01 南蛮幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
▼ もっと見る
こう考えた金将軍は三十年前の
清正
(
きよまさ
)
のように、桂月香親子を殺すよりほかに仕かたはないと覚悟した。
金将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翌朝
(
よくてう
)
になつて
見
(
み
)
ると、
海潮
(
かいてう
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
平常
(
へいじやう
)
に
復
(
ふく
)
したが、
見渡
(
みわた
)
す
限
(
かぎ
)
り、
海岸
(
かいがん
)
は、
濁浪
(
だくらう
)
怒濤
(
どたう
)
の
爲
(
ため
)
に
荒
(
あら
)
されて、
昨日
(
きのふ
)
美
(
うる
)
はしく
飾立
(
かざりた
)
てゝあつた
砂上
(
しやじやう
)
の
清正
(
きよまさ
)
の
人形
(
にんぎよう
)
も、
二見
(
ふたみ
)
ヶ
浦
(
うら
)
の
模形
(
もけい
)
も、
椰子林
(
やしばやし
)
の
陣屋
(
ぢんや
)
も
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
太郎「なるほどそうかねえ、
道理
(
どうり
)
で
清正
(
きよまさ
)
の
紋
(
もん
)
とおんなじだとおもつたよ」
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
「はははは。山木さん、
清正
(
きよまさ
)
の短刀は子供の三尺三寸よりか切れるぜ」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
清正
(
きよまさ
)
幼名虎之助に
頓着
(
とんじゃく
)
なく虎を討った、大磯の虎なども寅年生まれだったと伝う、高麗には虎を産し、したがってトテムとしたものか虎が人を助けた談がある、『日本紀』二四に皇極帝四年四月
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
紙の
鎧
(
よろひ
)
の
清正
(
きよまさ
)
は
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
“清正”で始まる語句
清正公
清正公様
清正公樣
清正記