“文禄”の読み方と例文
読み方割合
ぶんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文禄ぶんろく慶長けいちょうえきの時、加藤清正きよまさが朝鮮からこの種子を持って来たというので、このオランダミツバに昔キヨマサニンジンの名があった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
永禄えいろくあるいは文禄ぶんろく年間に琉球りゅうきゅうから伝わった蛇皮線じゃびせんを日本人の手で作りかえた、それがだんだんポピュラーになったものらしい。
日本楽器の名称 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それがし文禄ぶんろく四(三)年景一が二男に生れ、幼名才助と申候。七歳の時父につきて豊前国小倉へ参り、慶長十七年十九歳にて三斎公に召しいだされ候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)