“長禄”の読み方と例文
読み方割合
ちょうろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが赤松家の遺臣にあざむかれて、お二方の宮はたれ給い、ついに全く大覚寺統のおんすえの絶えさせられたのが長禄ちょうろく元年十二月であるから、もしそれまでを通算すると
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
たといそれ以前に渡ったものがあったにしてもそれよりおよそ八十年前の(伏姫が死んだ年の)長禄ちょうろくの二年に房州の田舎武士の金碗大輔がドコから鉄砲を手に入れたろう。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)