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『吉野葛』
ふりがな文庫
『
吉野葛
(
よしのくず
)
』
私が大和の吉野の奥に遊んだのは、既に二十年ほどまえ、明治の末か大正の初め頃のことであるが、今とは違って交通の不便なあの時代に、あんな山奥、———近頃の言葉で云えば「大和アルプス」の地方なぞへ、何しに出かけて行く気になったか。———この話はま …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1931(昭和6)年1月~2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間14分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
神
(
こう
)
夥
(
はなはだ
)
公
(
こ
)
出
(
しゅつ
)
入
(
しお
)
乃
(
の
)
真
(
す
)
召
(
おぼめ
)
象
(
きさ
)
平
(
だいら
)
重
(
しげ
)
冷
(
つ
)
居
(
おり
)
弾
(
だん
)
仮名
(
がな
)
重
(
え
)
迫
(
さこ
)
丈
(
じょう
)
上
(
あ
)
飛
(
とぶ
)
幼
(
いとけな
)
暗
(
そら
)
申
(
もうし
)
中
(
あ
)
奉公
(
ぼうこう
)
出
(
いで
)
遊
(
あそば
)
苦
(
く
)
面
(
おも
)
交
(
ま
)
夜半
(
やはん
)
難有
(
ありがたく
)
廃
(
はい
)
耻
(
はず
)
詞
(
し
)
映
(
えい
)
字
(
あざ
)
朱
(
しゅ
)
刺
(
し
)
軒並
(
のきな
)
役
(
えん
)
初旬
(
しょじゅん
)
浴
(
ゆあ
)
不具
(
ふぐ
)
指
(
ゆび
)
籠
(
かご
)
援助
(
えんじょ
)
纏
(
まつ
)
出
(
い
)
致
(
いたし
)
奇
(
あや
)
凡
(
およそ
)
二
(
に
)
言
(
こと
)
水呑
(
みずの
)
手拭
(
てぬぐ
)
古
(
いにし
)
王子
(
みこ
)
等
(
ひと
)
外
(
はず
)
訪
(
おとな
)
眼交
(
まなかい
)
荒
(
あ
)
詰
(
つ
)
伴
(
ともな
)
請
(
う
)
早熟
(
そうじゅく
)
左右
(
そう
)
便
(
びん
)
盲人
(
もうじん
)
紅葉
(
こうよう
)
候
(
そうら
)
紅
(
くれない
)
映
(
は
)
白狐
(
びゃくこ
)
巧
(
たく
)
優
(
すぐ
)
束
(
たば
)
列
(
つら
)
芸妓
(
げいぎ
)
辺
(
へん
)
辞
(
じ
)
本間
(
ほんけん
)
峡
(
かい
)
厳
(
おごそ
)
軒
(
けん
)
扉
(
とびら
)
叢
(
むら
)
木樵
(
きこ
)
茅葺
(
かやぶ
)
更
(
さら
)
畳
(
たたみ
)
白
(
しら
)
同
(
おんな
)
名残
(
なご
)
吐
(
は
)
白々
(
しろじろ
)
暇
(
ひま
)
薪
(
たきぎ
)
見附
(
みつ
)