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軒並
ふりがな文庫
“軒並”のいろいろな読み方と例文
旧字:
軒竝
読み方
割合
のきなみ
86.4%
のきなら
9.1%
のきな
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきなみ
(逆引き)
浜納屋
(
はまなや
)
づくりのいろは茶屋が、
軒並
(
のきなみ
)
の水引
暖簾
(
のれん
)
に、
白粉
(
おしろい
)
の香を競わせている中に、ここの
川長
(
かわちょう
)
だけは、奥行のある川魚料理の門構え。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
軒並(のきなみ)の例文をもっと
(19作品)
見る
のきなら
(逆引き)
今一つは
軒並
(
のきなら
)
びに男女の二児が生まれて、男は貧しく女は富み栄える運をもたせたと、言ったような話になっているほかに、その連れ立って行こうという神の名が
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
軒並(のきなら)の例文をもっと
(2作品)
見る
のきな
(逆引き)
とにかくその障子の色のすがすがしさは、
軒並
(
のきな
)
みの格子や
建具
(
たてぐ
)
の
煤
(
すす
)
ぼけたのを、貧しいながら身だしなみのよい美女のように、
清楚
(
せいそ
)
で品よく見せている。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
軒並(のきな)の例文をもっと
(1作品)
見る
軒
常用漢字
中学
部首:⾞
10画
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
“軒”で始まる語句
軒
軒端
軒下
軒燈
軒先
軒昂
軒輊
軒行燈
軒前
軒家
“軒並”のふりがなが多い著者
森本薫
尾崎紅葉
福士幸次郎
徳永直
内田魯庵
柳宗悦
樋口一葉
中里介山
谷崎潤一郎
柳田国男