“軒昂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんこう91.3%
けだか4.3%
けんかう4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、殴りあいとは云えない、殴ったのは労働者のほうで、先生は殴られる立場だったが、それでも軒昂けんこうたる意気に衰えはみせなかった。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
我等これが許にいたりぬ、あゝロムバルディアの魂よ、汝の姿は軒昂けだかくまたいかめしく、汝の目はおごそかにまたゆるやかに動けるよ 六一—六三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
意気軒昂けんかう、面色朱をそゝぎたる侯爵は忽然こつぜんとして山木を顧みつ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)