季節のない街きせつのないまち
その「街」へゆくのに一本の市電があった。ほかにも道は幾つかあるのだが、市電は一本しか通じていないし、それはレールもなく架線もなく、また車躰さえもないし、乗務員も運転手一人しかいないから、客は乗るわけにはいかないのであった。要するにその市電は …
作品に特徴的な語句
きり づえ 博奕ばくちう ごしら はにか さお いら 塵芥じんかい 喧嘩げんか そそのか あい めん 鼻環はなわ ひさし たな 蒼白そうはく 対蹠たいせき ばち 膳立ぜんだ 手焙てあぶ 大腿だいたい 抽出ひきだ つか まく さら こす しま しつ 唖者あしゃ うな のん 板葺いたぶ がまち はり 黄昏たそが 頓着とんちゃく 頭蓋ずがい 両股りょうまた いたわ ひき 饒舌じょうぜつ 総檜そうひのき 片肱かたひじ 莨入たばこいれ あふ 茱萸ぐみ 苛立いらだ きば せり しん 良人おっと 狼火のろし 狼狽ろうばい 舌鋒ぜっぽう へそ 猫鍋ねこなべ ぜん ひざ あぶら 腰椎ようつい 腫瘍しゅよう 腫物はれもの 玉葱たまねぎ 瓢箪ひょうたん すね 界隈かいわい 畏敬いけい さかな ひじ 股引ももひき また はら 病臥びょうが 肋膜ろくまく 肉瘤こぶ かゆ ふけ 羨望せんぼう うらや あと ののし かせ 穿 空罐あきかん さかずき 稲荷いなり 相槌あいづち