“臍”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
へそ61.5%
ほぞ37.5%
さい0.3%
はら0.3%
ほそ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“臍”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
元来我々同族間では目刺めざしの頭でもぼらへそでも一番先に見付けたものがこれを食う権利があるものとなっている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ここで無理に起して、へそまがりの博士に又えらく臍をまげられては特使の目的を達することは出来ないと、苦しい我慢を張る。
それが最近に不思議な因縁からある日の東京劇場におけるその演技をほぞの緒切って始めて見物するような回り合わせになった。
生ける人形 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「よしっ。そんなに楽しみが欲しいなら、往生おうじょうという安楽を与えてやろう。あの世でほぞを噛んでも追いつかぬぞ」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(『義楚六帖ぎそろくじょう』にいわく、「『倶舎くしゃ』に曰く、『漸死ぜんしにはそくさいしんとに、最後に意識滅す。下と人と天は不生なり。断末摩は水等なり』」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
よしよしそれではお糸を呼び寄せ、篤と実否を糺した上で、もし実情なら無理にでも、取戻さねば死んだ女房に一分が立たぬと、独り思案のはらを堅めつ、事に托してお糸を招きぬ。
心の鬼 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
やがて静かにほそをまさぐる
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)