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櫓臍
ふりがな文庫
“櫓臍”の読み方と例文
読み方
割合
ろべそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろべそ
(逆引き)
藁箒
(
わらぼうき
)
を取って、
櫓臍
(
ろべそ
)
へ
湿
(
しめ
)
りをくれた宅助、ツーウと半町ほど流れにまかした所から、向う
河岸
(
がし
)
春日出
(
かすがで
)
の、宏大な
館
(
やかた
)
の
甍
(
いらか
)
をグッと睨んで
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、
櫂
(
かい
)
を取って、漕ぎ出そうとすると、肝心な
櫓臍
(
ろべそ
)
がないことが分かった。おどろいてもう一つの舟に乗り替えてみた。が、その舟も同じだった。あわてた。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
伝馬船は、
櫓臍
(
ろべそ
)
をかすかにキイキイ鳴らしながら、港外に出る。はるか前方に、燈台が明滅している。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
櫓臍(ろべそ)の例文をもっと
(5作品)
見る
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
臍
漢検1級
部首:⾁
18画
“櫓”で始まる語句
櫓
櫓下
櫓櫂
櫓音
櫓柄
櫓声
櫓韻
櫓拍子
櫓番
櫓門
“櫓臍”のふりがなが多い著者
火野葦平
吉川英治
菊池寛