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櫓櫂
ふりがな文庫
“櫓櫂”の読み方と例文
読み方
割合
ろかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろかい
(逆引き)
声を張った、扇拍子、畳を軽く
拍
(
う
)
ちながら、「筑紫下りの西国船、
艫
(
とも
)
に八
挺
(
ちょう
)
、
舳
(
へ
)
に八挺、十六挺の
櫓櫂
(
ろかい
)
を立てて……」
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、世帯道具のがらくた物を一ト舟に乗せ、またお手のものの
櫓櫂
(
ろかい
)
をもって、さっそく家を、そこからさらに遠い湖上の
洲
(
す
)
の一軒家へ移してしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
アトは見張りの若い者か何か一人残って、
櫓櫂
(
ろかい
)
を引上げてそこいらの
縄暖簾
(
なわのれん
)
に飲みげに行きます。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
櫓櫂(ろかい)の例文をもっと
(13作品)
見る
“櫓櫂”の意味
《名詞》
櫓と櫂。また、船舶で櫓と櫂を扱う場所。
(出典:Wiktionary)
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
櫂
漢検1級
部首:⽊
18画
“櫓”で始まる語句
櫓
櫓下
櫓音
櫓柄
櫓声
櫓臍
櫓韻
櫓拍子
櫓番
櫓門
“櫓櫂”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
北原白秋
泉鏡花
久生十蘭
国枝史郎
夢野久作
萩原朔太郎