“縄暖簾”の読み方と例文
旧字:繩暖簾
読み方割合
なわのれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間もなく、船が花川戸へ着くと、私はそこから、仲見世の東裏の大黒屋の縄暖簾をくぐり、泥鰌の熱い味噌汁で燗を一本つけさせた。
みやこ鳥 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
「ここだ!」といって桂は先に立って、縄暖簾った。僕はびっくりして、しばしためらっていると中から「オイ君!」と呼んだ。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
明日を待って、もいちど妻恋へ出なおすとしようか、と迷った末に、この縄暖簾へとびこんで、とにかく、寒さしのぎに一合取った。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)