トップ
>
縄暖簾
ふりがな文庫
“縄暖簾”の読み方と例文
旧字:
繩暖簾
読み方
割合
なわのれん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なわのれん
(逆引き)
間もなく、船が花川戸へ着くと、私はそこから、仲見世の東裏の大黒屋の
縄暖簾
(
なわのれん
)
をくぐり、
泥鰌
(
どじょう
)
の熱い味噌汁で燗を一本つけさせた。
みやこ鳥
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
「ここだ!」といって桂は先に立って、
縄暖簾
(
なわのれん
)
を
潜
(
くぐ
)
った。僕はびっくりして、しばしためらっていると中から「オイ君!」と呼んだ。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
明日
(
あした
)
を待って、もいちど妻恋へ出なおすとしようか、と迷った末に、この
縄暖簾
(
なわのれん
)
へとびこんで、とにかく、寒さしのぎに一合取った。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縄暖簾(なわのれん)の例文をもっと
(31作品)
見る
“縄暖簾”の意味
《名詞》
縄を一列に垂らすようにした暖簾。
(縄の暖簾を使用することが多いことから)居酒屋。飲食店。
(出典:Wiktionary)
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
暖
常用漢字
小6
部首:⽇
13画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“縄暖簾”の関連語
暖簾名
“縄”で始まる語句
縄
縄梯子
縄張
縄目
縄付
縄手
縄墨
縄尻
縄取
縄切
検索の候補
暖簾
紺暖簾
暖簾口
花暖簾
繩暖簾
店暖簾
内緒暖簾
縄簾
夏暖簾
大暖簾
“縄暖簾”のふりがなが多い著者
火野葦平
夏目漱石
大阪圭吉
中里介山
小山清
高浜虚子
佐藤垢石
正岡子規
国木田独歩
谷崎潤一郎