“縄簾”の読み方と例文
旧字:繩簾
読み方割合
なわすだれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭も、庭の向うに見える縄簾なわすだれのかかったかわやも、その上に見える離房はなれの二階も、昔のままであった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
その外馬遠ばえんの対幅が五百両、牧渓もっけいが一幀五百両なり。その他もこれに準ず。また茶器を買入るるものあり(銘は知らず)、茶盒ちゃごう千五百両、南蛮縄簾なわすだれ水指みずさし三百両、祥瑞しょうずい香盒こうごう二百両なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)