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離房
ふりがな文庫
“離房”の読み方と例文
読み方
割合
はなれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなれ
(逆引き)
お増の宿は、その番地の差配をしている家の奥の方の
離房
(
はなれ
)
で、
黒板塀
(
くろいたべい
)
の切り戸を押すと、狭い庭からその縁側へ上るようになっている。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
光代と英子とは同窓なので、学校の噂でも始めたらしく、小声で話しあつてゐるので、やがて
離房
(
はなれ
)
の三人でツウ・テン・ジャックがはじまつた。
水と砂
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
お庄は
銚子
(
ちょうし
)
を持って
母屋
(
もや
)
の方へ来たきり、しばらく顔出しをしずにいると、また呼び立てられて、
離房
(
はなれ
)
の方へ出て行った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
離房(はなれ)の例文をもっと
(8作品)
見る
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離別
離反
“離房”のふりがなが多い著者
徳田秋声
神西清