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縄尻
ふりがな文庫
“縄尻”の読み方と例文
旧字:
繩尻
読み方
割合
なわじり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なわじり
(逆引き)
縄尻
(
なわじり
)
をひいた
民蔵
(
たみぞう
)
の力に、
伊那丸
(
いなまる
)
はあおむけざまにひッくり返った。ア——おいたわしい! とおもわず
睫毛
(
まつげ
)
に涙のさす顔をそむけて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
左の手に
縄尻
(
なわじり
)
をとりて舞台へ来り「
下
(
した
)
に居ろ」といひて
縄付
(
なわつき
)
を坐らせ、自分も下手に坐り、鮨桶を置き、肌を入れ鉢巻をとり
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
常吉の
縄尻
(
なわじり
)
をとって、留五郎と岩吉が揚々と引き揚げて行った後は、度を失った一同が、恐る恐る
上眼遣
(
うわめづか
)
いに、伝七をぬすみ見るばかりであった。
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
縄尻(なわじり)の例文をもっと
(5作品)
見る
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
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縄
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