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繩尻
ふりがな文庫
“繩尻”のいろいろな読み方と例文
新字:
縄尻
読み方
割合
なわじり
50.0%
なはじり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なわじり
(逆引き)
そのただならぬ混雑のところへ、また新しい入牢が三人、釘勘の組のものに
繩尻
(
なわじり
)
をとられて、
数珠
(
じゅず
)
つなぎに門内へはいって来ました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刑事の一団は、賊の
繩尻
(
なわじり
)
をとって、その顔を見る為に、少し離れた所に立っている常夜燈の真下へ連れて行った。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
繩尻(なわじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
なはじり
(逆引き)
民五郎はあまりの事に轉倒して、縛られたまゝ身を揉みますが、
繩尻
(
なはじり
)
を押へたお神樂の清吉は、グイグイと引いて大地に押付けて居ります。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
繩尻
(
なはじり
)
がピシリと鳴ると、お粂は泣きながら、店の外へ、多勢の彌次馬の眼の前へ、しを/\と引かれて行くのです。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
繩尻(なはじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
繩
部首:⽷
19画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“繩”で始まる語句
繩
繩梯子
繩張
繩目
繩附
繩墨
繩付
繩暖簾
繩紋式土器
繩飛
“繩尻”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
吉川英治
野村胡堂