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繩墨
ふりがな文庫
“繩墨”の読み方と例文
新字:
縄墨
読み方
割合
じようぼく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じようぼく
(逆引き)
この詩人の宗教は
基督
(
キリスト
)
教を元としたる「愛」の信仰にして、尋常宗門の
繩墨
(
じようぼく
)
を脱し、教外の諸法に対しては極めて宏量なる態度を持せり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
わが審美の標準には過失もあるべく、わが論理の
繩墨
(
じようぼく
)
には錯誤もあるべけれど、山房の論文豈理想の美を焚く火ならむや。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
道徳の府なる儒学も、平民の門を
叩
(
たゝ
)
くことは稀なりし、高等民種の
中
(
うち
)
にすら局促たる
繩墨
(
じようぼく
)
の
覊絆
(
きはん
)
を脱するに足るべき活気ある儒学に入ることを許さゞりしなり。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
繩墨(じようぼく)の例文をもっと
(5作品)
見る
繩
部首:⽷
19画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
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