“覊絆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きはん67.9%
きづな17.9%
きずな10.7%
しばら3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“覊絆”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 経済 > 人口・土地・資源20.0%
社会科学 > 経済 > 経済学・経済思想14.3%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
皆その脂臭を嗅いで覊絆きはん托拽たくえい驚走す、比丘輩我大威徳神力ある故と法螺ほら吹き諸居士こじこれを罵る。
我利私慾がりしよく覊絆きはん掃蕩そうとうするの点において、——千金せんきんの子よりも、万乗ばんじょうの君よりも
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『いや、僕はもつと長くつても好い。一年ぐらゐかういふ世離れたところにじつとしてゐたい? 世の中の覊絆きづなからすつかり離れて?』
島からの帰途 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
浅ましとは知る身にも、さて断ち難き、恩愛恋慕の覊絆きづなにぞ、かくても世には繋がるなると、朝な夕なの御歎きを、知らぬ世間の口々に。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
ウィリアムが日毎夜毎に繰り返す心の物語りはこの盾と浅からぬ因果の覊絆きずなで結び付けられている。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
従来久しく世間の無理解なる差別待遇の覊絆きずなに囚われて、人間としての活動を束縛せられ、生存を脅かされたことから解放せられんとの運動であります。
融和促進 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
重な原因というはすなわち人情の二字、この二字に覊絆しばられて文三は心ならずも尚お園田の家に顔をしかめながらとどまッている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)