“覊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
33.3%
ひか33.3%
きずな16.7%
きづな16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみやかにれ、われけがすことかれ。われむし(三七)汙涜をとくうち遊戲いうぎしてみづかこころようせん。くにたももの(三八)せらるることからん。終身しうしんつかへず、もつこころざしこころようせんかな
唯私にひかされたのだ。私とてもポチを手放し得なかったのは、あながちポチを愛したからではない。愛する愛さんは扨置さておいて、私は唯可哀かわいそうだったのだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
そして彼はただ、善良な母親とだけ、たがいの愛情のきずなを感じていた。しかしルイザは、彼と同様にいつも疲れはてていた。
このはなし何事なにごと分明ぶんめいになつた。それにけても濱島武文はまじまたけぶみむかしながら壯快おもしろ氣象きしやうだ、たゞ一人ひとり帝國ていこく軍人ぐんじん養成ようせいせんがめに恩愛おんあいきづな斷切たちきつて、本國ほんごくおくつてやるとは隨分ずゐぶんおもつたことだ。