“軍人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐんじん42.3%
いくさびと26.9%
いくさにん26.9%
ネーブ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして清作せいさくさんは、じつにりっぱな軍人ぐんじんでした。だからまちとおると、おとこおんないて、その雄々おおしい姿すがたをながめたのです。
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
この世に起るすべてのものは、いいのだ。また一度は、心をのどめて、絹のしとねのふちに打ち寛ろがう。いつも、軍人いくさびとの氣もちでゐまい。
して死んだ軍人いくさにんの魂が、この河原の下に埋まっているんだろう、その軍人や、馬の魂が、お前の耳に聞えるのに違いない
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ねがはくは陛下へいかよ』とつて軍人ネーブは、『わたしいたのでは御座ございません、その證據しようこには、しまひになにいて御座ございません』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)