トップ
>
軍人
>
いくさにん
ふりがな文庫
“
軍人
(
いくさにん
)” の例文
して死んだ
軍人
(
いくさにん
)
の魂が、この河原の下に埋まっているんだろう、その軍人や、馬の魂が、お前の耳に聞えるのに違いない
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「昔の
軍人
(
いくさにん
)
も案外話せるね。蛸石というと何となく
飄逸
(
ひょういつ
)
だ。振袖石なんて如何にも
優長
(
ゆうちょう
)
な名前じゃないか?」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
伴
(
つれ
)
の大人はみんな正面に気を取られていた。正面ではぐらぐらと柱が揺れて大きな宅が
潰
(
つぶ
)
れた。するとその潰れた屋根の間から、
髭
(
ひげ
)
を生やした
軍人
(
いくさにん
)
が威張って出て来た。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「どうもしやうがないなア。
軍人
(
いくさにん
)
は強いよつて。……」と、和尚さんは微笑んでゐた。
石川五右衛門の生立
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
そんなら俺は鎧甲の
軍人
(
いくさにん
)
が好い——ぢや俺は前髪姿の
愛々
(
うひ/\
)
しいお小姓になるぞ、お白粉を真ツ白に塗つたら見直せるだらう——とか、さう大名ばつかりが多くては芝居にはならないから、誰か
夜の奇蹟
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
▼ もっと見る
軍人
(
いくさにん
)
を
軍
(
いくさ
)
に遣るなら、あなた
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
若いとき喧嘩をして、腕に怪我をしてから切り落すようになったんだから、
軍人
(
いくさにん
)
の向う傷と同じで、男にとっては
名聞
(
みょうもん
)
なくらいなものですよ、わたしはあの片腕が大好きなのさ
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「成程、大きな鶴だね。
軍人
(
いくさにん
)
もナカ/\
想像力
(
イマジネーション
)
が発達していたと見える」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「車屋さん、この
軍人
(
いくさにん
)
は駿河の人だろうね?」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“軍人”の解説
軍人(ぐんじん、en: Military Personnel、la: miles、ミーレス)は、軍隊の構成員。
(出典:Wikipedia)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“軍人”で始まる語句
軍人風
軍人精神
軍人樣
軍人的
軍人等
軍人足