“願”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねが41.7%
ねがい15.6%
がん14.3%
ねがひ6.5%
ねげ5.3%
ねがわ5.0%
ぐわん4.3%
ねがは3.5%
0.8%
ねご0.5%
0.5%
ねか0.3%
ぐはん0.3%
ねがっ0.3%
ねがはく0.3%
ねがへ0.3%
ねがわく0.3%
わが0.3%
ガン0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、毎日学校で、きつね、きつねといわれますそうで、学校へゆくのをいやがってりますが、どうかおちゃんにおいして
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
の春部梅三郎は、奥の六畳の座敷に小匿れをいたして居り、お屋敷の方へは若江病気にて急におを戴きたいというを出し
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と和尚さんが有難く説きつけるから、新吉は是からに掛けて、法蔵寺へ行っては無縁の墓を掃除して水を上げ香花を手向けまする。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
先年自分に下されしなり大切の品なれども其方點止し難ければはすなりと御墨付を添ての短刀をぞはりける其お墨付には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引渡されて結構でごぜえます、眼のあいたお奉行様におえ申して、長吉、長太の野郎をかえしていただきましょう、長吉、長太を
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
くはわが求むる所を得んことを……願くは神われをすをしとし御手を伸べて我を絶ち給わんことを」と彼はひたすらに死をう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
これが、それ……お湯殿で御殺害なされた時に、木太刀でも一本あればと切歯して仰しやつた……。そのため、木太刀をさし上げて、
知多の野間で (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
他日海底戰鬪艇が、帝國軍艦旗して、千艇※艦つのくばく、神速に、猛烈ならんむのです。
うち出して会おうとするには、すでに胸中見透されている気がして逡巡まれた。ぎかくるは伯母のまにまにである。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
いちどきに家中の者がめかけてくる手はずとなっておるのだから、いわばわれわれはりの先陣うてもないれをつとめるわけなのだ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三津郷……大穴持命の御子阿遅須枳高日子命……大神ぎ給はく「御子の哭く由をれ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子のふと見ましき。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「おい……します。どうか妾の春雄の……相手をしないで……下さいませ」
光の中に (新字新仮名) / 金史良(著)
いゑいゑさんの繁昌するやうにと私がをかけたのなれば、参らねば気が済まぬ、お賽銭下され行つて来ますと家を駆け出して、中田圃稲荷鰐口ならして手を合せ
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
実用もない原書の緒言とか序文とか云うような者を集めて、最上等の塾生だけで会読をしたり、又は先生に講義をたこともある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
せば千太郎は彌々夢中になり契情遊女にはなく通ふ客人に有りとは我が事なり明鏡となつて君がげを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今宵の中に御役御免を今宵か明日は御親子御對顏あるに相違なし然すれば是迄せし千辛萬苦も水のとなり諸天善神へ祈誓し甲斐もなく嗚呼是非もなし明朝六ツの時計を相※忠右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
また三十一章三十五節には「ああ我の言う所を聴き分るものあらまほし(わが花押ここにあり、は全能者われに答え給え)」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
をなめてもれを立身手始めにしたきひと、れながらくもへたるにかためて、名前をも其通り、當座にこしへらて吾助とかひけり
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
日本を今一度せんたくいたし申候事ニいたすべくとの神ニて候。