“其通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのとほ81.8%
そのとう9.1%
そのとほり9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同(おな)じ人(ひと)ですら其通(そのとほ)り、況(いは)んや曾(かつ)て戀(こひ)の力(ちから)に觸(ふ)れたことのない人(ひと)が如何(どう)して他人(たにん)の戀(こひ)の消息(せうそく)が解(わか)らう、その樂(たのしみ)が解(わか)らう、其苦(そのくるしみ)が解(わか)らう?。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
との豫言(よげん)は、偶然(ぐうぜん)にも其通(そのとう)りになつて、是等(これら)の寳物(たからもの)があつたばかりに、昨夜(さくや)は印度洋(インドやう)の惡魔(あくま)と世(よ)にも恐(おそ)る可(べ)き大海賊(だいかいぞく)の襲撃(しうげき)を蒙(かうむ)り、船(ふね)は沈(しづ)み、夫人(ふじん)は行衞(ゆくえ)を失(うしな)ひ
姿にしても其通(そのとほり)だ、奈何(いか)にもキチンと締(しま)ツて、福袢(じゆはん)の襟(えり)でも帯(おび)でも、または着物(きもの)の裾(すそ)でもひツたり體にくツついてゐるけれども、些(ちつ)とだツて氣品(きひん)がない。別の言(ことば)でいふと、奥床(おくゆか)しい點が無いのだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)